
ホワイトラブラドライト(レインボームーンストーン)
ホワイトラブラドライト(別名:レインボームーンストーン)
ホワイトラブラドライトは、ブルー・イエロー・オレンジ・黄緑など、様々な色のシラー効果(レッセンス)が楽しめる天然石で、虹色の輝きが出ることから「レインボームーンストーン」とも呼ばれています。
鉱物としてのホワイトラブラドライトは、透き通る白いフェルスパー(長石)に、ブルー、イエロー、オレンジといった複雑な色合いのシラーが現れる、美しいプラジオクレース(斜長石/しゃちょうせき)の一種、アルバイト(曹長石)やアノーサイト(灰長石)を含む「曹灰長石/そうかいちょうせき」です。
ホワイトラブラドライトとムーンストーンの違いとは?
まず、ホワイトラブラドライトはフェルスパー(長石:ちょうせき)という鉱物の仲間です。(その他の長石類:ラブラドライト、ペリステライト、サンストーンなど)
ムーンストーンは、シラー効果をもった長石類の総称名であり、宝石名でもあります。簡単に言うとムーンストーンはひとつの鉱物名を指していません。
ホワイトラブラドライトはムーンストーンという大分類の中にある、ひとつの鉱物です。(ちなみに、ホワイトラブラドライトとレインボームーンストーンは同じです)
ムーンストーンの呼び名の違い
シラーの色によって呼び名が違います。
・レインボームーンストーン:白い長石に虹色のシラー(ブルー・イエロー・オレンジ・黄緑 ※通称:ラブラドレッセンス)
・ホワイト、ブラウン、グレー、オレンジ、ブラックムーンストーン:長石本来の色に各色独特のシラー(通称:アデュラレッセンス)
・ブルームーンストーン:白い長石に青色のみのシラー ※ベースがペリステライトの場合シラーはイリデッセンスとなります。
似たような名前がついているので、凄くわかりづらいかもしれませんが、簡単に言えば「光の輝く色が違う」ってことになりますね。
ホワイトラブラドライトの意味・効果
光を取り込み月光を放つ不思議なパワーを持つホワイトラブラドライトの石言葉は、直観力・洞察力といった潜在能力を引きだし、未来を創造する力を助けるとされています。そのため、芸術家やクリエイティブな仕事で能力を発揮できるよう導いてくれるパワーストーンとして人気です。
また、不安やマイナスエネルギーから持ち主を解放し、愛情や癒しに包み込み、心の安定をもたらしてくれる慈愛の石とも言われ、お守りとしても愛されています。
ムーンストーンは6月の誕生石としてだけでなく、お守りやプレゼントにされる方も多く大変人気のパワーストーンです。
相性・こんな人におすすめ
- 直観力を高めたい
- 潜在能力を引きだしたい
- 愛情を育みたい
- 疲れた日常から癒されたい