
アンデシン
アンデシンとは
こちらではアンデシンに関する商品をご覧いただけます。
アンデシンは、ムーンストーンやラブラドライト、サンストーンなどの仲間であり、ちょうど中間に位置するため「中性長石」という鉱物名となっております。また、見る角度によって独特な輝き方をするシラーも見受けられるとても綺麗な石です。
アースカラーの落ち着いた色合いがとても美しいアンデシンは、2,000年代にコンゴ民主共和国にて正式に発見された比較的新しい天然石です。
正式に発見される前まで目に留まってなかったという訳ではなく、チベットでは昔から “聖なる石” として祭祀などに使用されてきたほど、特別な存在として扱われてきた天然石とされています。その由来から「チベットナイト」という別名もあるそうです。
アンデシンの豊富な色と希少価値
アンデシンは、非常に様々な色合いを持っており、中には光の透過によって変化するカラーチェンジアンデシンと言われるものまで存在します。
世界各地で産出されますが流通しているものは加熱処理されたものがほとんどで、自然のままのアンデシンは非常に希少です。
モンゴルで産出されるアンデシンは比較的、イエロー系アンデシンが多く出回っています。
特にチベット産アンデシンはひと際美しく人気がありますが、採掘困難で量も少なく希少価値は突出していますが、近年の値上がりは驚くほどです。
赤いアンデシンの希少性と偽物の問題
非常に多くの色を持つアンデシンの中でも、青系アンデシンの希少性は高く、さらに赤系のアンデシンは非常に希少性が高いとされており価格も別格です。
黄色系のアンデシンは比較的産出量が多く価格も抑えめに入手することができますが、それを加熱処理することで赤褐色に変化させ、「チベット産レッドアンデシン」と称して高額な取引をしている場合もありますので要注意です。
鉱物としてのアンデシン概要
- 名称
- アンデシン
- 英語名
- Andesine
- 和名
- 中性長石
- モース硬度
- 6~6.5
- 化学組成
- Na([Alsi3O8])70~50(Ca[Al2Si2O8]30~50
- 比重
- 2.55~2.63
- 屈折率
- 1.54~1.56
- 光沢
- ガラス光沢
- 結晶系
- 三斜晶系
アンデシンの意味合いやスピリチュアル効果
アンデシンのパワーストーン効果は「調和と変化」。
人生において、問題解決しなければならない自己の変化と、周りの変化に柔軟に対応できる調和という、多面的な心理をサポートしてくれる天然石と云われています。
また、そういった環境でのストレスや疲労といったマイナスエネルギ-から持ち主を癒してくれるヒーリング効果も期待できるとされています。
ミックスアンデシンは、単色のアンデシンよりも穏やかで、優しく作用してくれるため、石でよく言われる、相性という面でも、抵抗なく身に着けやすいとされているため人気があります。
アンデシンの浄化方法
アンデシンの浄化は、セージでの燻蒸や水晶クラスターでの浄化がおすすめです。また、月光浴は問題ありませんが、高温となる強い日差しの日光浴は避けましょう。
流水浄化も変色の恐れがあるため、あまりおすすめしません。