
水入りメノウ(ちゃぷちゃぷ石)タンブル
太古の水を閉じ込めた神秘の石 “水入り瑪瑙”
メノウ(和名:瑪瑙)とは、クオーツの微細な粒子が寄り集まった構造をしており、カルセドニーの中で透明~半透明で他の変種に当てはまらないものを指します。
「水入りメノウ(瑪瑙/めのう)」とは、メノウが形成される段階で内部に空洞ができた中に水が封じ込まれているものです。
これは数千年・数万年前から閉じ込められている太古の水「ヴァージンウォーター」と呼ばれる神秘的な水で、偶然が重なり奇跡的に残る貴重なものです。
古代中国では、この水を飲むと「不老長寿」になれるとも言われる伝説が残されている非常に貴重な存在として扱われてきたほどです。
静かな場所で瑪瑙を振ると “ちゃぷちゃぷ” と音がします
内包する水量が一定以上あり、且つ空洞もある良質な瑪瑙の場合、静かな場所で石を振るとチャプチャプと水の音が聞こえることから「ちゃぷちゃぷ石」という可愛らしい愛称もついています。
また、瑪瑙の薄い箇所ならペンライトや太陽光に透かしてみると内部の水の様子が見られる場合もございます。
パワーストーンとしての水入り瑪瑙(意味・効果)
和名の「瑪瑙」は原石が馬の脳の外観によく似ているために付けられたとされています。
豊作、長寿、富、健康をもたらす力があるとされ、家庭内のいざこざを防ぎ勇気と行動力を養って対人関係によって起こる失敗や不幸を防ぐと伝承されています。
古くはメノウ内部の水は不老長寿を招きあらゆる病気に効く万能薬として大切にされてきたという説もあります。
水入り瑪瑙の鉱物概要
- 名称
- 水入りメノウ(アゲート)
- 英語名
- Enhydro Agate
- 和名
- 水入り瑪瑙(みずいりめのう)
- モース硬度
- 7
- 化学組成
- SiO2
- 比重
- 2.57~2.64
- 屈折率
- 1.53~1.54
- 結晶系
- 三方晶形(微晶質)
- 劈開
- なし