
セラフィナイト丸玉(スフィア)
熾天使セラフィム由来のセラフィナイトスフィア
鉱物名はクリノクロアと言い、クローライト(緑泥石)グループに属します。
セラフィナイトという流通名は、天使の最上位「熾天使セラフィム(セラフ)」から由来しており、エンジェルストーンとも呼ばれるヒーリングストーンとして人気があります。
深く濃いグリーン色のクローライトが、まるで天使の翼のように折り重なる模様となって現れており、光に反射すると非常に美しく神秘的な輝きを放ちます。
セラフィムクローライト(クリノクロア)の品質基準
クローライト(緑泥石)がベースとなっているセラフィナイトは艶感と光沢感が品質差となって現れ、品質が悪いと光沢感もなくザラザラボソボソしがちです。
また、茶色や黒い不純物が多ければその分品質も下がります。玉によって模様が異なりますが、天使の翼のような光沢感がしっかり見られるお品はやはり良質となります。
また、クローライトの内包量によって緑色の濃さが異なり、濃い緑色をしているほどコントラストとなってフェザーインクルージョン(白銀色の翼)がよく映えるため人気であることから市場価値は上がる傾向にあります。
セラフィナイトのスピリチュアル効果効果・意味
セラフィナイトはエンジェルストーンとも呼ばれ、熾天使セラフィムの名から、癒しと同時に自身の能力を最大限まで発揮できるよう促す波動を持っているとされています。
人生においてのターニングポイントや迷いに立たされたとき、疲れを癒し心をリセットしたのち、自身の持つポテンシャルを最大限に高め、正しい判断へと導いてくれるサポートストーンとしてのスピリチュアルパワーを持っていると云われています。
また、何気ない出来事に喜びと感動を味わえる心の豊かさと愛のエネルギーが養われ、深い安心感と協調性をもたらしてくれる効果もあるとされています。
何事も最後に決めるのは自分自身ですが、自分だけの密かなお守りとなる物を持つことで気持ちを整えて勇気を出せるトリガーとなることは、とてもプラスになるでしょう。
※スピリチュアルに関する内容は諸説あるため、あくまで云われとしてのご説明となります。
実は一番贅沢!?鉱物をスフィアに磨き上げた逸品
「天然石丸玉」は、同じ形状であることから同じサイズを集めて楽しんだり、洗練されたインテリアオブジェとして飾ったり、世界中にスフィアのコレクターは多くいらっしゃいます。
天然クリノクロアを削り磨いていくことで上質な丸玉が完成しますが、「丸玉」は原石容量を多く必要としロスも多いため、“実は非常に贅沢なお品” です。
また、空間浄化に用いられる原石に対して、角が無くエネルギーを全面に放出される “丸玉は個人浄化” に向いているとされており、持ち歩いたり寝室に置いたりして、自分自身へエネルギーを効率良く吸収させるパワーストーンとして用いられるそうです。
セラフィナイト鉱物概要
- 名称
- セラフィナイト、クリノクロア(クローライト属)
- 英語名
- Seraphinite、Clinochlore
- 和名
- 斜緑泥石(しゃりょくでいせき)、珪酸塩鉱物
- モース硬度
- 2~2.5
- 化学組成
- (Mg,Fe)5Al(Si3Al)O10(OH)8
- 比重
- 2.55~2.78
- 屈折率
- 1.58
- 光沢
- ガラス光沢
- 結晶系
- 単斜晶系