
ブラックアクアマリン丸玉(スフィア)
黒と青の絶妙なコントラストが美しいブラックアクアマリンスフィア(丸玉)
アクアマリンの中でも特に珍しい特徴と色合いを持つブラックアクアマリンスフィア。
アクアマリンはベリル(緑柱石)の一種で、鉄元素の影響により淡い~深い青色をしている中、アクアマリンなのにブラック?という不思議な色合いは、アクアマリンの中にバイオタイト(ブラックマイカ)が積み重なることでシックな黒~濃い青の発色となります。
また、ブラックアクアマリンには「ブラックスターアクアマリン」と呼ばれるものが存在します。容易に想像される十字や六芒星ではなく、シラーのような輝きが表れますが、れっきとしたスター効果です。
アクアマリンが透き通る海辺だとすれば、ブラックアクアマリンは深く神秘的な深海を想像させられます。
明暗が移り変わる叙情的な光景を堪能でき、観賞用の丸玉(スフィア)にとして見所の深いお品です。
ブラックアクアマリン丸玉の意味合いやスピリチュアル効果
ブラックアクアマリンは、見た目は異なりますがブラックマイカが内包された「アクアマリン天然石」です。
アクアマリンの名称は、ラテン語で水の意味の「aqua」と海の意味の「marinus」に由来し、神話では美しい海底に住む妖精の宝石が、浜辺に打ち上げられた」とされています。
生命の源となる海を象徴するアクアマリンは、古代ローマの漁夫たちが「海難防止と豊漁」を祈願するお守りとして大切にされてきました。
また、中世キリスト教では「罪を洗い流してくれる石」と信じられており、アクアマリンのパワーストーン効果として、海のような穏やかさと寛容さで包み込み、深い愛情へ導くと伝えられています。
遠くエジプト王家の墓からも出土されているほど、古代から人々に愛され、崇められてきた強力な守護石としても伝えられています。
そんなアクアマリンの中で、ブラックアクアマリンは黒に近いディープな印象とは逆に、パワーストーンの意味合いは “ストレス緩和と癒し” を象徴しています。
精神を落ち着かせ、心にゆとりと寛容な情緒を育むスピリチュアル効果があると云われることから、良好な対人関係を築きたい方のサポートストーンとして人気があるようです。
人は、優しいものに触れることで優しい気持ちになり、力強いものを見ることで安心感を得ることがあります。ブラックアクアマリンはそんな深層心理にも繋がっているのかもしれません。
ブラックアクアマリン鉱物概要
- 名称
- ブラックアクアマリン
- 英語名
- Black Aquamarine
- 鉱物名
- ベリル(緑柱石)
- 成分
- Al2Be3+バイオタイト
- 硬度
- 7.5-8
- 比重
- 2.63-2.83
- 結晶系
- 六方晶系