パキスタン/ギルギット州シガール(シガー)産ヒマラヤ水晶アイスクリスタル
超希少!パキスタン/ギルギット州シガール産ヒマラヤアイスクリスタル
こちらのアイスクリスタルは、鉱物的にもスピリチュアルの世界からも大変注目されている【ヒマラヤ水晶】の中でも、特に珍しいパキスタン北部に位置する人里離れたギルギット州バルティスタンのシガー渓谷(Shigar/シガール:ウルドゥー語)で見つかった大変希少なアイスクリスタルです。
アイスクリスタルとは
水晶全体および一部分に不規則な幾何学模様が刻まれた独特の外見形状を持つ「蝕像水晶(エッチドクォーツ)」と呼ばれる貴重な水晶が存在します。
その中で、成長途中に高温の熱水により融解されたり、成長中もしくは土中内の環境下でケイ素をも溶かしてしまう酸やフッ素に長い年月晒されたりと、様々な要因が重なることで溶けた様な “独特の侵食痕” が形成された特徴を持つ水晶を「アイスクリスタル」と呼びます。
アイスクリスタルという名前で呼ばれるようになったのは2006年と比較的最近で、一説にはヒマラヤ山脈の標高約6,000メート付近に在ったとされる山岳氷山が地球温暖化の影響で溶けて現れた大地で発見された水晶に名付けたという話から、特にヒーリングの分野ではヒマラヤ水晶の特定地域で採れたものだけを「アイスクリスタル」と呼ぶという提唱もあります。
尚、買い付けや鉱物視点でのアイスクリスタルにおいては、蝕象水晶の溶けている様子が伺える水晶を指し、「同じ蝕象現象が見られる水晶の総称」として用いられております。
過去に類を見ないほど美しいギルギットアイスクリスタル
パキスタギルギット産アイスクリスタルというだけでも珍しいですが、今回の水晶はライモナイト(リモナイト/褐鉄鉱)の影響によりイエローやオレンジカラーを纏っており、過去に類を見ないほど美しいディテールを持っています。
水晶の透明度は非常に高く、浸食痕によって複雑な形状となった水晶の屈折でライモナイトの絶妙な色合いがキラキラと輝き、非常に美しく彩ってくれています。
ヒマラヤ水晶の神秘的な存在が、一層の癒しを与えてくれているようで、つい時間を忘れて見惚れてしまいます。