インド/マニハール産ヒマラヤ水晶クラスター(未加工原石、群晶)
インド/マニハール産ヒマラヤ水晶クラスター
マニハール産ヒマラヤ水晶は、ガルサ渓谷の南方奥地に存在するマニハール村近くの採掘場で見つけることができる水晶です。
マニハール(英語名:Manihar)は、東は中国のチベット自治区、北はジャンムー・カシミール州、南はハリヤーナー州、ウッタルプラデーシュ州、ウッタラーカンド州と接するヒマーチャルプラデーシュ州に位置します。
マニハール産ヒマラヤ水晶の特徴
ひと際目を惹く濃いグリーンのクローライトを伴う母岩には、対照的なほど透き通った透明度抜群の水晶ポイントが育ちます。艶のある光沢感と透明度はクル地区で採れる水晶の中でもトップクラスの美しさです。
また、マニハール産ヒマラヤ水晶にはアナテースと呼ばれる黒い粒状の鋭錐石が付着しているものもあり、クローライトを伴う産地では他に無い特徴です。また、稀に針状結晶のルチルクォーツが内包されていたり別鉱物が共生していたりと、スピリチュアル視点で注目されがちなヒマラヤ水晶において鉱物としての魅力が目に見えてお楽しみいただける逸品でもあります。
水晶に内包されたクローライトが、まるで森の中を散歩するような姿から「ガーデン水晶」とも呼ばれます。
純粋に透明で美しいヒマラヤ水晶をお探しの方には、このマニハール産は大変おすすめのクラスターでございます。
マニハール産ヒマラヤ水晶の価格と採掘状況
マニハール産ヒマラヤ水晶は、近年では流通量が極端に減ってきてしまいました。
今まではマニハール現地に住んでいる村人達が暗黙の了解で水晶の採掘をしていましたが、インド政府の目に止まり厳しい監視下に置かれてしまい、現在は採掘が出来なくなってしまったそうです。
その様な状態が2022年から続いており現在も継続中。今後いつ採掘が再開されるのかは誰にも分からないそうです。
採掘が出来なくなると市場の値上がりは半端ではなく、過去の販売価格に比べ約1.5~2倍となっているようです。さらにトップ品質となれば今後3~4倍もの値上がりが予想されるでしょう。
出来得る限り納得いく買い付け努力をして参ります
マニハール、マニカラン、ガルサ、ダーラなど、インドには素晴らしい水晶が採取出来る場所が沢山ありますが、ネパール水晶の価格がこの10年で数倍となってしまったように、同じ道を辿ってしまうかもしれません。
ヒマラヤ水晶を気になっている方々は、現存するうちに是非お求めされることをおすすめいたします。