
サファイアブレスレット
サファイアブレスレット(サファイヤ)とは? ~特徴と価値、品質~
こちらではサファイアブレスレットに関する商品をご覧いただけます。
9月の誕生石として有名なサファイア。
ラテン語で「青(Sapphirus:サフィルス)」を意味し、和名で青玉、蒼玉(せいぎょく)とも呼ばれます。世界の四大宝石※のひとつであり、中世ヨーロッパでは深く透き通った青色が「天空の宝石」と呼ばれ、神の祝福を受けた石として崇められるほど、古来から多くの人に愛されている天然石です。
※四大宝石(四大貴石):エメラルド、ルビー、サファイアを三大宝石と呼び、ダイヤモンドを加えた貴石を世界の四大宝石と呼びます(国や専門家によって基準は異なる)
原産国や鉱物について
コランダム(Corundum, 鋼玉)というアルミニウム酸化鉱物の中で、赤以外の色合いを持つものを“サファイア”と呼び、ダイアモンドのつぎに硬い鉱物です。(ダイアモンド:モース硬度10)
サファイアと言えば、濃紺・青紫色(ブルーサファイア)を連想しますが、黄色、茶色、ピンク、オレンジなどバリエーション豊かなカラーが存在し、濃赤色(ルビー)以外は、すべて天然サファイアとなります。(原産国はタイ、ミャンマー・スリランカ、インド、ベトナム、アフリカなど)
サファイアとルビーの違い
コランダムとは酸化アルミニウムの結晶で構成された鉱物の一種です。ここに混合物として微量の鉄やチタンが含まれると青いサファイアとなり、含有元素がクロムの場合に赤いルビーとなります。つまり、サファイアとルビーは同じ鉱物の仲間で、色が違うだけということです。
しかし、たったこれだけの違いが、まったく別のまったく違う、価値ある天然石となっていることも自然界に起きた奇跡であり、魅力ということになりますね。
ブルーサファイアの品質価値
サファイアと言えば「青」。
ブルーサファイアは艶やかで透明度があり、大きいサイズのものほど希少性は上がります。特に色の濃淡は重要で、薄い青や黒っぽい青色ではなく、透明感と深く柔らかい青みを持ったサファイアのほうが価値は高いとされています。
さらに “コーンフラワーブルー” と呼ばれるカシミール産の最高級ブルーサファイアともなれば、ダイヤモンドをも上回る高値がつくほど貴重な宝石となります。
ファンシーカラーサファイアブレスレットとは?
ピンク、グリーン、パープル、イエロー、オレンジ、ブラウンなど、赤いルビーとブルーを除くすべてのサファイアを「ファンシーカラーサファイア」と呼び、それぞれピンクサファイアやブラウンサファイアといった愛称もあります。また、ピンクとオレンジ色が混ざった変種のコランダムは「パパラチアサファイア(パパラチャ)」という固有名があり、他のカラーサファイアよりも希少価値があり大変注目されています。
そのほか、光を当てることでスターが表れる「スターサファイア」という種類もあり、その美しさや希少性から市場でも高値で取引されています。
サファイアの色と価値
サファイアという名前は誰でも聞いたことがあるほど身近ですが、産地や大きさ、透明度や色の濃淡によって価値・評価が大きく変わます。
サファイアブレスレットの選び方・加熱処理やコバルト着色鉛含侵処理について
ビーズとして流通しているサファイアの約95%は、「加熱処理」されているのはもちろんのこと「コバルト有色含侵処理および鉛含侵処理」が施されています。これは、屈折率を利用した透明度の改善と発色の均一化が目的とされています。
ただし、ベースとなる天然サファイアが品質良くなければ美しさに差ができてしまいます。
そのため、やはり基となる天然サファイアそのものの品質が重要となることは変わりません。欠け凹みや不純物が少なく透明度の高いサファイアを選ぶことが大切です。
実際の確認方法としては、鑑別機関による精密な検査によって「コバルト着色鉛含侵処理」と鑑別書に記載されます。
ちなみに「非加熱未処理のサファイアブレスレットはありませんか?」というお問い合わせをいただくことがございますが、ダイヤモンドよりも高価とされる天然非加熱サファイアの販売価格相場は非常に高額です。もし、10mm玉ブレスレット分の約40g=200カラットとなれば、とても手に入れられるようなものではない超高額品となります。
加えて、非加熱未処理の天然サファイア(鉱物:コランダム)は、よほどの品質でない限り内包も多く、ご想像されるような艶のあるサファイア色ではありません。人為的処理を施したサファイアの方がご想像されるイメージに近いものとなる場合がございます。
宝石としての「サファイア」の人為的処理については様々な意見がございますが、「サファイアブレスレット」の存在価値は “人間の叡智” を活用して綺麗なサファイアをもっと身近に着けられる手段として捉えるのが現実的だと考えます。
人工サファイアガラスとは
「サファイアガラス」と呼ばれる人工的に生産された工業用サファイア(単結晶コランダム)があり、高硬度、耐衝撃性、熱伝導性、高耐熱性、光学特性といった特性を活かして、腕時計やスマートフォン製品などに使用されています。
ちなみに、2005年頃から「ベリリウム拡散加熱処理」という人工処理されたサファイアおよびパパラチアが流通しているそうですが、これはまったく異なる色の石を微量元素を拡散浸透させることで色を改変する処理法です。この処理が施された宝石を認知なく購入されることにはご注意くださいませ。
サファイア(サファイヤ)鉱物概要
- 名称
- サファイア(サファイヤ)
- 英語名
- Sapphire
- 和名
- 鋼玉(コランダム)
- モース硬度
- 9
- 成分
- Al2O3(酸化アルミニウム)
- 比重
- 3.95~4.03
サファイアブレスレットの意味やスピリチュアル効果
ヒーリング効果:愛情運、仕事運、鎮静効果、魔除け
石言葉:慈愛、誠実、信頼、成功、貞節、一途
誕生石:9月
宇宙のように深く、天空のように広い心を象徴する慈愛に満ちたスピリチュアルストーン。
ダイヤモンドの次に硬く、ダイヤモンドよりも衝撃に強いことから「恋人や夫婦の固い絆」を強める象徴として愛されています。
さらに、憎悪の感情を和らげ心を鎮め、高い集中力を引き出してくれるサファイアは、邪念を取り払い、目標に向かって突き進む “仕事運にも良い影響” を与える効果もあるとされています。
9月の誕生石でもあることから、御守りやプレゼントにされる方も多く、大変人気のパワーストーンです。
サファイアブレスレットと相性の良い石
「水晶」と組み合わせる事で邪念や悪意からを守ってくれる効果を高めます。
「ルビー」との組み合わせは仕事運を上げるとされており、サファイアの集中力、ルビーの行動力がその効果を高めてくれます。
実行力・達成力を持つ「ファイアークォーツ」も相性は良く、一緒に合わせる事で仕事を成功に導きたい方や起業したい方に必要なパワーを高めてくれます。
浄化方法
セージで燻す(スマッジング)、月光浴、クラスター等に置く・流水での浄化
こんな人におすすめ☆サファイアの相性
・恋人や夫婦の絆を深めたい
・不の感情を和らげたい
・悪意から身を守りたい
・誠実や信頼を与えたい
・仕事で成功したい
・冷静沈着な判断をしたい