
プラチナルチルクォーツブレスレット
プラチナルチルクォーツブレスレット
こちらではプラチナルチルクォーツブレスレットをご紹介しております。
プラチナルチルクォーツブレスレットは、プラチナカラーの上品さと格好良さを兼ね備えたルチルクォーツブレスレットで男女問わず大変人気です。
ここでは、プラチナルチルクォーツについての鉱物知識から希少性、ブレスレットとしての品質価値、そしてスピリチュアル領域での意味合いなどを解説いたします。
プラチナルチルクォーツとは ~特殊なでき方~
プラチナルチルクォーツは、他のルチルクォーツとは形成過程が異なります。
酸化チタン(TiO2)が中間温域で「ブルッカイト」として結晶化、その後の温度変化(高温域)によって「ルチル」として変貌を遂げます。それらを取り込むかたちで水晶が永い年月を経て成長することでインクォーツとなります。
これは、二酸化チタン(TiO2)の結晶構造と温度転移によるもので、斜方晶系のブルッカイト(板チタン石)および正方晶系のアナテース(鋭錐石)が、高温域では正方晶系のルチル(金紅石)に転移します。この二酸化チタンが持つ特性は「光触媒」をはじめ様々な分野で応用されているそうです。
プラチナルチルとシルバールチルの違い
プラチナルチルとシルバールチルはそもそも形成過程が異なりますが、見た目の違いは「色と形状」です。
プラチナルチルクォーツは黒から銀色で、細い針が一定方向に集まって内包されていることでギラギラとしたメタリックな艶が出ている傾向があります。一方、シルバールチルクォーツは主に茶色味を帯びた銀色で、細い針が放射状に内包される傾向があるためメタリック感はありません。
尚、シルバールチルは、レッド、オレンジ、ゴールド、ブラックなどルチルクォーツのカラーバリエーションの一つとして捉えられますが、美しいシルバーカラーのルチルは極めて少なく銀色という印象とは異なります。そのことからもメタリック感のあるプラチナルチルのほうがシルバーカラーの印象を感じられるかもしれません。
プラチナルチルクォーツの希少性
ルチルクォーツの中でもプラチナルチルクォーツは極めて希少で、最も産出量が少なく採掘できる場所がブラジルのごく一部の鉱山のみに限定されております。
その理由は、先ほどご説明したプラチナルチルが形成される特殊な過程が整う鉱床が極めて少ないからです。
この2段階の温度変化という特殊な条件が揃ったときにのみ表れるブルッカイトルチルは大変希少な存在と言え、その輝きがプラチナのように見えることから「プラチナルチルクォーツ=奇跡の石」と呼ばれています。
プラチナルチルクォーツの値段高騰
プラチナルチルクォーツブレスレットは安定した品質と値段で買い付けるのが難しい石でもあり、いつでも紹介できるものではありません。
安定して原石が採取できないことで数年周期の価格高騰が起きており、原石がまとまって採掘されると一気に市場に流通し、その原石で作製したブレスレットや丸玉などの加工品が無くなるとまた値段が高騰する...といった市場傾向があります。
ゴールドルチルクォーツはある程度の量が採掘されますが、プラチナルチルクォーツは原石の絶対量が少ないため、新たな採掘場が見つからなければ枯渇の運命を辿る場合も十分に考えられる石かと思います。
どちらにしても価格高騰が避けれない石だと思いますので、ご自身が求めるプラチナルチルクォーツブレスレットと出会えた時は今が買い時と考え、前向きにご検討いただくことをおすすめします。
ルチルクォーツ鉱物概要
- 名称
- ルチルレイテッドクォーツ(ルチルクォーツ)
- 英語名
- Rutile quartz, Rutilelated quartz
- 和名
- 金紅石(入り水晶)
- モース硬度
- 6~6.5
- 化学組成
- SiO2(TiO2)
- 比重
- 4.20~5.60
- 屈折率
- 2.62~2.90
- 光沢
- ガラス光沢(ルチル:金属光沢)
- 結晶系
- 正方晶系
プラチナルチルクォーツブレスレットの品質価値
プラチナルチルクォーツはそもそも希少性が高く存在自体に価値があるため、品質は二の次となる場合があります。
そのため、貴金属であるプラチナとは異なりプラチナルチルクォーツの共有価格は存在しておらず、販売店舗の言い値によって決まってしまいます。
そこで当店インフォニックでは、長年の天然石ブレスレットおよびインクォーツ系ブレスレットを数限りなく見極めることで、品質に対する厳選された価格価値を定めております。
プラチナルチルクォーツブレスレットの品質基準
プラチナルチルクォーツブレスレットの品質において特に重要なのは「①水晶の透明度」「②プラチナルチルの色」「③内包量とバランス」「④輝き」「⑤ブレスレットとしての統一感」です。
「①水晶の透明度」:インクォーツにおいて水晶の透明度は欠かせませんが、水晶視点で言えば内包物=不純物と相反するものでもあります。過酷な環境下で長い年月を経て形成される上で透明度を保ったまま結晶化した水晶は非常に少なく、それだけで大変貴重です。
「②プラチナルチルの色」:やはりプラチナカラーのルチルが内包されていることは重要であり品質価値も高まります。また、ブラックカラーとプラチナカラーが美しい対比となったタイプも美しく、総合的な品質で良し悪しが決まります。
「③内包量とバランス」:プラチナルチルはブルッカイトと共にルチルが内包されています。その多くは一定方向に入る傾向にありますが、その量や密度はビーズごとで違います。多すぎず少なすぎずビーズ内に美しくインクルージョンされた粒ほど品質価値は高いと言えます。
「④輝き」:すべてのルチルが輝く訳ではありません。水晶の透明度や内包角度などと相まって、光の反射を受けたプラチナルチルの輝きが明確に見えるものほど品質は高いと言えるでしょう。
そして、最後にこちら。
「⑤ブレスレットとしての統一感」:①から④までの品質評価をベースに、ひと粒ひと粒選別しブレスレットとして組み上げられた際の統一感。当店インフォニックでは、この統一感を非常に重要視しております。
そのことこからも当店インフォニックでは、ご紹介するブレスレットを厳選する際に既製品のままでは統一感が悪い場合には “組み直し作製” も行っております。
プラチナルチルクォーツブレスレットの意味やスピリチュアル効果
ルチルクォーツは “金運を呼び寄せる石” として親しまれていますが、プラチナルチルクォーツはその特殊な波動から “循環させ増やす強いエネルギー” を持っていると伝えられています。
また、プラチナルチルクォーツの石言葉は「信頼」。人間関係や人脈を育み、信頼できる仲間を呼び集めるスピリチュアルパワーを持ってるとされており、仕事の成功と共に実のある金運を生み出す根源を促す石として注目されていることから、経営者はじめ芸能関係、各種業界の運営責任者やクリエイティブ職およびコンサルタントなどのフリーランサーにも大変人気があります。
壮大な時の流れを経て自然が創造したこのプラチナクォーツは、持ち主の成長と変化に共鳴して “チャンスを引き寄せる” と云われています。
プラチナルチルクォーツブレスレットのお手入れと浄化方法
ルチルクォーツは水晶に内包されていますので基本的に水晶としての扱いと同じになります。
水晶はモース硬度7あり比較的丈夫で扱いやすいため、普段使いも気にせずお使いいただけるのは嬉しいところです。
汗や皮脂が付いて曇りがかってきたら、水で洗って柔らかい布で拭いてあげると輝きを取り戻します。
浄化についても、お好みの浄化方法で問題ありません。
ただし、1点インクォーツブレスレットの注意点として挙げますと、内包されたルチル(鉱物)が水晶表面に現れている場合や窪みができている場合、汚れや水分の侵入の恐れがあります。ご愛用のブレスレットをよく観察して大切に扱ってあげましょう。
さいごに、「最も重要なのは “直感”」です
ルチルクォーツブレスレットの希少性や品質価値、そして意味合いなどを解説してまいりましたが、一番大切なのはやはり “直感” です。
どれだけ高額でもどれだけお買い得でも、どれだけスピリチュアル効果が高くても、そのブレスレットが気に入らなければ大切にすることは出来ないでしょう。
いつも身に着け、時に御守りとして、永くご愛用できるルチルクォーツブレスレットだからこそ、どうぞ “好き” と言える1本をお探しくださいませ。