オレンジガーネット（ヘソナイト）ブレスレット

ヘソナイトガーネット（Hessonite Garnet）とは、グロッシュラーガーネットに属した亜種と呼べる一種で、鉄とマンガンの含有率によってオレンジ色（黄褐色～赤褐色）に発色していることから、通称オレンジガーネットとも呼ばれております。

ヘソナイトの名前いの由来は、ギリシャ語の「hesson/エッソン」からきており、一説には他のガーネットよりも硬度が低くデリケートであることから名付けられたとされています。

ヘソナイトガーネット（オレンジガーネット）の希少性

ヘソナイトガーネット（オレンジガーネット）の希少性について、以前はある程度流通しておりましたが、年々その数は減っており現在では本当に見かけなくなりました。

流通量が減るも需要は高いため、価格も年々高騰してきております。

もともとガーネットは内部クラックが多く不純物も混ざりやすいですが、ヘソナイトのインクルージョンは少し特殊で、トリークル（Treacle）と呼ばれる蜂蜜状組織の特徴的な内包を持っています。

肉眼では判り難いですが顕微鏡などで観ると、まるでとろけるハチミツのような滲みのある不均一の内部組織をしております。

これが光に屈折することで、他のガーネットとは異なる個性的で美しい輝きを魅せてくれます。

品質の視点では、発色を保ちつつ透明度が高いものほど希少価値は高くなり、透明抜群の原石であれば宝石として扱われます。

天然石ブレスレットとしては低い品質の原石で作られることが多いですが、その中で透明度が高く発色良いお品があれば流通も少なく大変貴重となります。

特に多くの粒を必要とするブレスレットの場合ですと、粒ひとつひとつの色合いを統一して組み上げられた色ムラ少ないブレスレットに仕上がっているものは、大変美しくブレスレットとしての価値も高いと言えるでしょう。

ヘソナイトガーネット（オレンジガーネット）の意味やスピリチュアル効果

ガーネットは1月の誕生石としても有名ですが、それ以上に「実りの象徴」として持ち主の努力を結果に導く、とても強い守護石として人気の高いパワーストーンと云われています。

また、古来より “治癒の効果を持つ石” と信じられており、生命力を高めて精神と肉体のちからを強くしてくれる石として大切にされてきたそうです。

特にヘソナイト（オレンジガーネット）は、持ち主に降りかかる危険を回避し負のエネルギーから身を護る、退魔の効果が強いと云われているそうです。

ヘソナイトガーネットブレスレット（オレンジガーネット）のお手入れや浄化方法

ヘソナイトガーネットは他のガーネットよりも硬度が低くデリケートではありますが、普段使いにはそこまで神経質にならずお使いいただけます。

お手入れは、柔らかい布で汚れを落とすこともできますし、水にも強い性質を持っていますので、汚れが目立つようなら流水で洗い乾いた布で良く拭いてあげれば、輝きを取り戻せるでしょう。

浄化方法についても、比較的どれも問題なく行えますが、長時間の直射日光に当てるような太陽浄化は念のため避けた方がよいかもしれません。