
モルガナイトブレスレット
ピンクやオレンジ、優しい色合いに癒されるモルガナイトブレスレット
モルガナイトはベリル(緑柱石)に属する鉱物で、微量なマンガン成分が含有されることで、ピンクやオレンジに色づいた天然石を示します。
モルガナイトが発見されたのは1991年と比較的新しく、発見者の「JPモルガン」から由来しております。
モルガナイトは新たな4月の誕生石
ベリルには、ほかにアクアマリン(3月の誕生石)やエメラルド(5月の誕生石)といった有名な宝石の名が連なる鉱物がございます。
2021年には63年ぶりに改訂されモルガナイトが「4月の誕生石」としてラインナップされことでも話題となりましたが、優しいピンクカラーが肌馴染みも良く誕生月に問わず大変人気です。
モルガナイトブレスレットの品質価値
宝石としてのモルガナイトの場合ですと、発色が強く透明度が高い品質ほど価値が高く高額取引されますが、カットを施さない天然石ブレスレット(ビーズ)の場合ですと、透明度を追求するより好みの色合いでお選びいただくのも良い選択でしょう。
紫色に近いピンクや、オレンジ色の強いピンクなどがございますが、単色で統一されたモルガナイトブレスレットは意外と少なく、ミックスが多い傾向にあります。
モルガナイトの意味やスピリチュアル効果
モルガナイトの石言葉は「優しさ」「慈悲」「愛」といった、献身的な愛情を育むものが多くあります。
謙虚で思い遣りを持てる安定した精神を引き出してくれる「愛と慈しみ」を象徴する石と云われており、対人関係を良好にするスピリチュアルストーンとしても人気があるようです。
精神的に不安になったり、感情の浮き沈みが激しい場合など、モルガナイトの癒しの効果がトリガーとなって、ふっと落ち着きを取り戻せる。そんな心の安定を支えてくれる “御守り石” として持つ方もいらっしゃるそう。
優しいパステルカラーが非常に可愛らしモルガナイトブレスレットなら、お出かけしないときにはお気に入りの見える場所に飾っておくのも素敵ですね。
モルガナイトブレスレットのお手入れと浄化方法
モルガナイトはその優しい色合いに反して、水晶と同じ硬度を持つ比較的丈夫な天然石です。
長時間、熱にさらされるのは好ましくありませんが、光によって退色することが無い点は扱いやすいと言えるでしょう。
浄化方法については、基本的に水晶浄化が手軽で安心かと思います。
モルガナイト鉱物概要
- 名称
- モルガナイト(ベリル変種)
- 英語名
- Morganite
- 和名
- モルガン石(もるがんせき)
- モース硬度
- 7.5~8
- 化学組成
- Be3 Al2 Si6O18
- 比重
- 2.67~2.71
- 屈折率
- 1.63
- 光沢
- ガラス光沢
- 結晶系
- 六方晶系