ブルーアンバーブレスレット

蛍光反応を示すブルーアンバー（青琥珀）

ブルーアンバーの特徴は、紫外線（UV）によって青色の蛍光反応を示すことです。

通常光源下では、イエロー～オレンジ～ブラウン色をしておりますが、主に紫外線の強い太陽光下やUVライト（ブラックライト）などで照らすと青色の蛍光反応を見ることができます。

これは、ブルーアンバーの持つ青色の微粒子（蛍光炭化水素ペリレン）が影響しているとされており、琥珀としての価値だけでなく視覚的な魅力が人気の理由ともなっています。

ブルーアンバーブレスレット（青琥珀）の品質

ブルーアンバーブレスレットは、透明度、色味、クラックや内包物の有無、ビーズの欠け凹み、紫外線での蛍光度合いなどが品質基準となります。

しかし、アンバー/Amber（琥珀/こはく）は、数千年～数億年前の木樹脂が地中に埋まり長い年月を経て石化したものです。

世界最古の琥珀はイギリスやシベリア、アメリカなどで約3億年前のものが発見されております。また虫入り琥珀としては約1億2500年前が最古のものとして報告されているようです。

永い年月を経て形成される琥珀は必然的に不純物が多く混入しやすいため、不純物少なく透明度が非常に高いブルーアンバーブレスレットは滅多に産出されることはなく、大変貴重なものとなります。

ごく稀に通常光でも青色の発色を有する琥珀も存在しますが現在では流通がほとんどありません。また自然の太陽光下で青色となる琥珀も少なく貴重となりますが、原石を丸く削り磨き上げたビーズ（ブレスレット）においては、乱反射によって見え方も違ってきます。

だからこそ、身に着けるブルーアンバーブレスレットにとって品質価値は総合的な判断が必要となってきます。

人工琥珀（アンブロイド）にご注意を

まず、ブレスレットやルースなど装飾品として用いられる天然琥珀のほどんどは発色を上げるための加熱処理が施されており、基本的に人工琥珀とは区別されております。（稀に非加熱の琥珀ブレスレットが流通しておりますがその希少価値は非常に高いものとなります）

問題なのは、プラスチックやレジンなどで似たようなものを簡単に作ることが可能ですので注意が必要です。

また、虫入り琥珀の場合ですと、コーパルや低品質の琥珀の破片や粉末を溶かして、虫の死骸を混入した後に加熱圧縮（アンブロイド）させた悪質な「もともと虫入り琥珀じゃなかったもの」も横行しておりますので、買い付けには細心の注意を払っております。

個人で買い付けされる場合や、販売物を購入される際は信用のおける知識豊富なお店でお求めされることを推奨いたします。

ブルーアンバーブレスレット（青琥珀）の意味合いやスピリチュアル効果

古代ギリシャでは “樹脂には魂が宿る” と考えられてきました。

現代でも邪気払いや厄除けに留まらず、強い生命エネルギーが免疫力や抵抗力の弱った身体を強くしてくれるという云われから “健康や長寿のお守り” としても引き継がれているようです。

さらに、高ぶった感情を鎮めて精神を安定させると伝承されていますから、人間関係の改善やネガティブな精神状態の改善などに役立つとも云われています。

自然物の方面でもスピリチュアルの側面でも、これほど人を惹きつける “琥珀の魅力” は本物と言わざる負えません。

もうひとつの魅力は、その軽さと肌馴染みの良さ☆

琥珀ブレスレットのもうひとつの魅力は、その“軽やかさ” です。

同じ玉サイズの水晶ブレスレットと重さを比較すると半分以下も軽いんです。さらに琥珀の樹脂独特の柔らかさが肌馴染みもすごく良いので、“まるで着けてないと錯覚が起きてしまうくらい軽やか” です。

手首に重いものや硬いものがあるのが苦手な方も、アンバーブレスレットなら身に着けられるという方もいらっしゃいます。

しかも、琥珀の鮮やかなビタミンカラーが存在感もしっかりあり、身に着けた姿はとても華やかです☆

この機会に是非お試しいただき、その違いと魅力をご実感くださいませ。

ブルーアンバーブレスレット（青琥珀）のお手入れと浄化方法

琥珀は熱と水分、塩分に弱い性質をもっていますので、高温多湿は避けましょう。

それに伴い浄化をされる際は、太陽や流水と塩は避け、セージ燻蒸や月光での浄化などをおすすめします。