
アンバー(琥珀)ブレスレット
アンバーブレスレット(琥珀ブレスレット)~琥珀の神秘~
こちらではアンバーブレスレット(琥珀ブレスレット)に関する基礎知識やスピリチュアル分野での意味合いなどを解説しております。
また、アンバーブレスレット(琥珀ブレスレット)に関する商品もご覧いただけます。
アンバーブレスレット(琥珀ブレスレット)とは
アンバー/Amber(琥珀/こはく)とは、数千年~数億年前の木樹脂が地中に埋まり長い年月を経て石化したものですので、鉱物ではありません。
ギリシャ語ではエレクトロンと呼ばれています。これは摩擦により静電気を帯びる性質を持っていることから由来しているとされます。
アンバーブレスレット(琥珀ブレスレット)とは、天然琥珀をビーズ加工し組み上げた装飾用ブレスレットのことで、鉱物学的魅力とその純粋な美しさ、そしてスピリチュアル分野での意味合いなどが注目され、世界中で愛される需要の高いお品となっております。
アンバー(琥珀)の種類や年代について
まず、樹脂が琥珀となるまで硬化(石化)するには約3,000万年以上の年月が必要となります。
世界最古の琥珀はイギリスやシベリア、アメリカなどで約3億年前のものが発見されております。また虫入り琥珀としては約1億2500年前が最古のものとして報告されているようです。
それらが学術的に注目される一方で、宝石としての価値が見い出されたことで各地で採掘が進み、次々と発見されるようになりました。
バルト海沿岸地方では、ラトビア、リトアニア、エストニアからドイツ、デンマークへと延びる地域を「琥珀海岸線」と呼び、地質年代は約4000万年前の琥珀が見つかっております。
それよりも新しい年代の熱帯樹木の樹脂は脆く、琥珀宝石としては扱えないため「コーパル/Copal」という呼び名で区別されており、主には塗料用ニスの原料に使われています。
人工琥珀(アンブロイド)にご注意を
まず、装飾品として用いられる天然琥珀のほどんどは発色を上げるための加熱処理や、強度を上げる加圧処理が施されております。しかし、これは基本的に人工琥珀とは区別されており、インターナショナルアンバー協会でも認定される技法として公に普及しております。
問題なのは、安価な素材で似せて作った「模造品」や、細かな琥珀を集めて圧縮することで無理やり形成する「プレス加工品」などが本当に多いというものです。
また、プラスチックやレジンなどで似たようなものを簡単に作ることが可能で注意が必要です。
ちなみに「虫入り琥珀」の場合でも、コーパルや低品質の琥珀の破片や粉末を溶かして、虫の死骸を混入した後に加熱圧縮(アンブロイド)させた悪質な「もともと虫入り琥珀じゃなかったもの」も横行しておりますので、買い付けには細心の注意を払っております。
個人で買い付けされる場合や、販売物を購入される際は信用のおける知識豊富なお店でお求めされることを推奨いたします。
アンバー成分概要
- 名称
- アンバー
- 英語名
- Amber
- 和名
- 琥珀(こはく)
- 硬度
- 2~2.5
- 化学組成
- C10H16O + H2S
- 比重
- 1.05~1.10
- 屈折率
- 1.54
- 光沢
- 樹脂光沢、無光沢
- 結晶系
- 非晶質
アンバーブレスレット(琥珀ブレスレット)の意味合いやスピリチュアル効果
古代ギリシャでは “樹脂には魂が宿る” と考えられてきました。
現代でも邪気払いや厄除けに留まらず、強い生命エネルギーが免疫力や抵抗力の弱った身体を強くしてくれるという云われから “健康や長寿のお守り” としても引き継がれているようです。
さらに、高ぶった感情を鎮めて精神を安定させると伝承されていますから、人間関係の改善やネガティブな精神状態の改善などに役立つとも云われています。
もうひとつの魅力は、その軽さと肌馴染みの良さ☆
琥珀ブレスレットのもうひとつの魅力は、その“軽やかさ” です。
同じ玉サイズの水晶ブレスレットと重さを比較すると半分以下も軽いんです。さらに琥珀の樹脂独特の柔らかさが肌馴染みもすごく良いので、“まるで着けてないと錯覚が起きてしまうくらい軽やか” です。
手首に重いものや硬いものがあるのが苦手な方も、アンバーブレスレットなら身に着けられるという方もいらっしゃいます。
しかも、琥珀の鮮やかなビタミンカラーが存在感もしっかりあり、身に着けた姿はとても華やかです☆
この機会に是非お試しいただき、その違いと魅力をご実感くださいませ。
アンバーブレスレット(琥珀ブレスレット)のお手入れと浄化方法
琥珀は熱と水分、塩分に弱い性質をもっていますので、高温多湿は避けましょう。
それに伴い浄化をされる際は、太陽や流水と塩は避け、セージ燻蒸や月光での浄化などをおすすめします。