高品質ラリマーが・・・
実店舗バイヤーカツノ&店長です。コラムを読んで下さり有難うございます。
他に紹介したいことは沢山あるのですが、皆様に一早くお知らせしたく急遽このラリマーについて取り上げることとしました。
ラリマーは愛と平和の石とされ、世界三大ヒーリングストーン(最も癒しの力があるとされるストーン)のひとつとして数えられ非常に人気のある天然石です。
その優しいブルーの美しさは誰もが魅了され、見ているだけで癒されます。
僕もラリマーを一粒ブレスレットに付けていますが、天然石を知らない友達からも「この石綺麗だね~、俺も欲しい!」と良く言われます。
大抵の友達は、ラリマーの値段を言うと驚かれますけどね(笑)
ラリマーは、ドミニカ共和国で採掘されるペクトライト(曹珪灰石)という鉱物の美しいブルー色のモノを現地名でラリマーと呼ばれています。
ドミニカ以外のペクトライトはラリマーとは呼ばれません。
なぜならドミニカ以外ではブルーのペクトライトが採れないからです。
しかも、ドミニカ共和国でもBarahona地区のみでしか採れず、本当に限られた場所からしか採れません。
さらに、産出量が少ない上に、“宝石質ラリマー” は全体の3~5%程度しか採れないと言われています。
このラリマーは現在とても希少になっています。
理由は、世界唯一の産地であるドミニカ共和国の鉱山のほとんどが掘りつくされてしまったからです。
新しく原石が採掘できないと、今あるグレードの低い原石を加工せざる得ません。
これは採掘された原石のうち、良いものから先に加工してきた事からこのような事態となってしまいました。
今まで綺麗なラリマーが出回っていたのは、採掘できた高品質な原石を先に先にと加工していたからです。
そして今、その綺麗な原石が採れなくなってしまい、現地の採掘者が失業してしまう程にまでなっているそうです。
原石が採れない
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高品質なラリマーの加工品が作れない
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高品質ではない原石を加工するしかない
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これからは高品質のラリマーが出回らなくなる
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今ある高品質なラリマーを今までの値段で販売することはしたくない
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高品質なラリマーの値段がグッと上がる
これからは新しい高品質なラリマーが出回らない事がほぼ確実です。
出回るとしても誰かがこうなるのを見越して隠し持っていたものでしょう。
当店でも、昨年の約一年間で綺麗なラリマーが入荷出来なかったのは、この事態が関係していたと思われます。
実際に日本中の問屋を知っている当店でも、高品質なラリマーを持っている所は全くと言っていいぐらいありませんので...。
この事実はまだほとんどのお店の方も知らない事実です。
当店じゃなくてももちろん構いませんので、信頼のおけるお店でお目当てのラリマーがありましたら、今のうちに頑張って購入するのも手かもしれません。
今ある高品質なラリマーがなくなってしまったら、いくらお金を出しても買えなくなるので、最悪な場合は市場から姿を消してしまいます。
今回のお話は、当店の信頼のおけるバイヤーからのお話を元にご紹介いたしました。
正直、このラリマー事情については当店のシークレットとしておこうとも思っていましたが、当店をご利用くださっておりますお客様を始め、お目を通してくださいました方々に良い情報を。と思い掲載させていただきました。
(皆さんも何か貴重な情報がございましたら教えて下さいね☆)
最後まで読んで下さりありがとうございます。
2022年のラリマー事情
現在、ラリマーの流通が異例の増加傾向にあるようです。
ただし中国国内のみです。
要因は様々ありますが、原因はラリマービーズ加工の大半を占める中国国内で資金力のある中国バイヤーが高値で大量に買い占めのような状況を作っていることが挙げられます。
欲しいものがあれば高額でも糸目をつけない中国に住む富裕層が購入するため、高値でも需要がある背景が後押ししています。
さらに、日本では円安の影響を受け、ただでさえ高額となってしまった仕入れ値がさらに高額となってしまう輸入問題が重なっています。
結果的に、現在ラリマーを日本で入手することが大変困難な状況にあります。
もし、良質なラリマーブレスレットが納得のいく価格で手に入るようでしたら、当店に限らずお迎えをおすすめいたします。