11月21日の誕生石
メテオライト(隕石)
11/21の誕生日石 メテオライト(隕石)とは?
宝石言葉「魂の再来」
宇宙空間に存在する岩石などが、地球に落下したものを隕石と呼びます。
地球に飛来する隕石の殆どは大気圏を通過する際の空気摩擦で燃え尽きてしまいますので、希少な存在といえるでしょう。
隕石は「石隕石」「鉄隕石」「石鉄隕石」の3種類に大別されています。
隕石は古くから様々な種族の人々に「神聖なる石」として崇拝されており、霊力を高める働きがあるといわれています。
ギベオン隕石「Gibeon」
ギベオン隕石は1836年にナンビア(Namibia)共和国のギベオンで発見されました。
隕石の誕生は今から約46億年前の太陽系の誕生に遡ります。
主成分は鉄90%、ニッケル8%他にゲルマニウム、イリジウムなどから構成されています。
ギベオン隕石の特徴はウィドマンシュテッテン構造と呼ばれている細かい網目模様です
これは鉄とニッケルの合金を加熱融解した後に極めてゆっくりと冷却した場合に、約900度でニッケルの多い部分と少ない部分に分かれる現象が起こり始めます。
ニッケルの多い部分は酸に溶けにくく、少ない部分は解けやすいという性質を持ち、ギベオン隕石を酸処理することにより溶け具合の差が模様となって現れます。
酸による溶け具合の差が生じるためにこのウィドマンシュテッテン構造が形成されます。
冷却速度が遅いほどこの分離過程は進行するため、ウィドマンシュテッテン構造を形成するのには100万年以上の膨大な時間が必要とされています。
このため、人工的に合成することは不可能であると科学的に立証されています。
ニッケル鉄隕石は恋人同士、夫妻の絆を深めると言われています。また神との交流と祈りの助けをするとされています。
カンポデルシエロ「Campo Del Cielo」
アルゼンチン共和国カンポデルシエロ:現地の言葉で「空の草原」・「天の草原」の意味を指す地名。
宇宙空間から落下し、する隕石の大部分は 鉄隕石です。
鉄隕石は大部分を占める鉄・ニッケルの合金と少量の鉱物で構成されています。
ほとんどの鉄隕石は重量の比率計算では7-15%のニッケルを含みます。
超高温から冷却される過程において内部構成が2つの鉱物による合金へと変化します。
これをウッドマンステッテン構造といいます。
ウッドマンステッテン構造は705℃以上からゆっくりと冷却されると形成される結晶パターンで、ほとんどの隕石に見られます。